特集 エビデンスと経験が紡ぐ未来の産科診療―科学的探究がもたらす新たな視点
企画者のことば
近藤 英治
1
Eiji Kondoh
1
1熊本大学大学院生命科学研究部産科婦人科学講座(教授)
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003352
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産科では経験則に基づいた診療が重視されてきました。長年の臨床経験に裏打ちされた判断は確かに実践的かつ有益です。しかし,経験に依存する診療は主観に影響されやすく,ときに患者に不利益をもたらすこともあります。診療の質をさらに高めるためには,産科診療においても,科学的・客観的に事象を捉える姿勢が欠かせません。

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