特集 動画で学ぶ! 次世代へつなぐ婦人科ロボット支援手術
Ⅰ.婦人科領域における各手術支援ロボットの特徴
3.HugoTM RASシステムの現状と展望
松浦 基樹
1
M. Matsuura
1
1札幌医科大学産婦人科(講師)
pp.1627-1632
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003235
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HugoTM RASシステムは,日本で2022年に正式に承認され,「システムタワー」「サージョンコンソール」および「アームカート」から構成されている。サージョンコンソールはオープン型で,術中のコミュニケーションを円滑にし,助手やスタッフとの連携もとりやすくなっている。アームは独立した設計であり,手術の部位や術者の意図に応じて,ポートの配置やアームの動作範囲を自由に設定できる。教育やコストを意識したhybrid・fusion・duet surgeryあるいはreduced surgeryなど様々なバリエーションで手術が可能であり,将来性のあるロボットである。
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