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特集 プロレニン―レニン・アンジオテンシン系(RAS)の最近の話題
高血圧とRAS
The Renin-angiotensin-aldosterone System in Hypertension
福田 誠一
1
,
佐藤 敦久
1
Seiichi Fukuda
1
,
tsuhisa Sato
1
1国際医療福祉大学三田病院内科
1Department of Internal Medicine, International University Health and Welfare Mita Hospital
pp.267-274
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101440
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はじめに
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)は循環RAS,組織RASとして血圧・電解質調節,心・腎・血管病変の発症,リモデリングなどに重要な役割を担っており,高血圧や臓器障害の発症・進展に強く関与していることはよく知られている.したがって,RASの研究は高血圧分野でも,臓器障害に関する分野でも,基礎および臨床の両面から活発に行われている.
本稿では高血圧とRASについて概説する.
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