特集 AYA世代の女性ヘルスケア―対応と実際―
Ⅻ.ホルモン治療法
4.黄体ホルモン製剤の種類と使い方
岩佐 武
1
,
内芝 舞実
1
,
野口 拓樹
1
,
山本 由理
1
T. Iwasa
1
,
M. Uchishiba
1
,
H. Noguchi
1
,
Y. Yamamoto
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部産科婦人科学分野
pp.1276-1280
発行日 2022年9月30日
Published Date 2022/9/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002325
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黄体ホルモンはコレステロール由来のステロイドホルモンで,子宮内膜への作用を含め複数の生理機能にかかわる。生体内で産生される天然型の黄体ホルモンはプロゲステロン,人工的に合成されたものはプロゲスチンといい,これらは合わせてプロゲストーゲン(またはゲスターゲン)と総称される。現在,様々な剤形の黄体ホルモン製剤が発売されており,AYA世代の女性ヘルスケアにかかわる種々の疾患に対して幅広く用いられている。
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