特集 産婦人科診療に必要な遺伝カウンセリングの基本知識と実際
総論
2.遺伝性疾患保因者診断に関する遺伝カウンセリング
小﨑 里華
1
R. Kosaki
1
1国立成育医療研究センター病院小児内科系専門診療部遺伝診療科
pp.131-135
発行日 2022年2月1日
Published Date 2022/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002045
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家系内に遺伝性疾患を有する場合,その家系員は,おのずと保因者の可能性がある。遺伝性疾患保因者の診断とその保因者が妊娠が判明した際に行う選択肢や課題などを提示し,遺伝カウンセリングを行ううえで,配慮すべき医学的,社会,倫理的面について解説する。また,わが国の特有な状況を踏まえたうえで対応策にも触れる。
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