特集 ポストコロナ時代の産婦人科医療
2.ロボット手術
安藤 正明
1
M. Ando
1
1倉敷成人病センター(理事長)
pp.701-708
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001774
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ロボット手術は世界的には2000年代より普及し始め,わが国でも2018年に多くの術式が保険収載され婦人科でも広く行われるようになってきている。現行の機器では立体視下に関節をもった鉗子で開腹術に近い感覚でスムーズに手術操作が行えるといった単に操作上の利点しかないが,現在さらなる進化が起こりつつある。今後は情報と一体化したツールになり手術支援,教育,遠隔手術など手術自体に革命的な変化が起こることが予想される。
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