特集 エキスパートから学ぶ婦人科ロボット手術update
各論
2.子宮体癌に対するロボット手術
梅村 康太
1
,
植草 良輔
1
,
國島 温志
1
,
矢吹 淳司
1
,
長尾 有佳里
1
,
永井 智之
1
,
河合 要介
1
,
岡田 真由美
1
,
安藤 寿夫
1
,
河井 通泰
1
K. Umemura
1
,
R. Uekusa
1
,
A. Kunishima
1
,
A. Yabuki
1
,
Y. Nagao
1
,
T. Nagai
1
,
Y. Kawai
1
,
M. Okada
1
,
H. Ando
1
,
M. Kawai
1
1豊橋市民病院産婦人科
pp.355-361
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001240
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子宮体癌に対するロボット支援下手術が保険適用となり,全国に普及しつつある。ロボット支援下手術は3Dによる立体視,カメラや鉗子のブレがなく,自由度の高い鉗子操作が可能で,子宮体癌手術における膀胱子宮靱帯前層処理や骨盤リンパ節郭清時の細かな操作に有効である。第1〜第3アームによる3本の鉗子を用いて手術を行うが,術野を保持するためには第3アームの適切な使用法を理解する必要がある。本稿では,子宮体癌に対するロボット支援下手術の手順や第3アームの使用法について解説する。
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