特集 発生から紐解く 胎児超音波診断アトラス [Web動画付]
第3章 胎児心臓の超音波検査
4.不整脈
-b.頻脈性不整脈
釣谷 充弘
1
M. Tsuritani
1
1花山ママクリニック
pp.1384-1386
発行日 2020年11月30日
Published Date 2020/11/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001505
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胎児頻脈性不整脈(胎児心拍数180bpm以上が持続)として頻度の高いものに上室頻拍(supraventricular tachycardia;SVT),心房粗動(atrial flutter;AFL)がある(SVTという用語がどこまでの不整脈を含むかは混沌としているが,SVTは頻拍回路に心房が不可欠な頻拍の総称とされており,ときにAFLもSVTに含まれることがあるが,ここでのSVTは房室回帰性頻脈,房室結節リエントリー性頻拍,異所性心房頻拍が含まれる)。
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