特集 内膜を極めるⅡ—婦人科疾患の治療と内膜機能—
5.子宮内膜蠕動様運動と子宮筋腫
吉野 修
1
,
平岡 毅大
1
,
岩瀬 春子
1
O. Yoshino
1
,
T. Hiraoka
1
,
H. Iwase
1
1北里大学婦人科教室
pp.1159-1163
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001448
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子宮内膜は蠕動様運動をすることが知られており,その生理的,病理的意義が報告されている。蠕動様運動の評価方法として超音波断層法やMRIが多く発表されている。さらに,着床期における子宮内膜蠕動様運動抑制にatosibanなどの薬物を用いたという研究報告も多い。しかし,これら知見に関して必ずしも一定の見解が得られているわけではなく,今後さらなる研究が必要である。
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