特集 On Fleek 産婦人科手術
Ⅰ.低侵襲手術
悪性
13.腹腔鏡補助下広汎子宮頸部摘出術
金尾 祐之
1
,
中林 誠
1
,
竹島 信宏
1
Kanao Hiroyuki
1
,
Nakabayashi Makoto
1
,
Takeshima Nobuhiro
1
1がん研有明病院婦人科
pp.1314-1329
発行日 2018年10月31日
Published Date 2018/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000626
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腹腔鏡手術を悪性疾患に適応する場合,手術を安全に施行できるかどうか(技術的妥当性)のみならず,治療成績が担保されているか(腫瘍学的妥当性)に十分留意する必要がある。早期子宮頸癌に対する妊孕性温存手術にはコンセンサスが得られていないポイントがいくつかあり,それらに十分留意した手術を行わなければ腫瘍学的根治性を犠牲にしかねない。本稿ではそれらのポイントについて文献的考察を加え,検討するとともに,後半では当院で行う手術の実際について報告する。
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