ガイドラインのすき間を埋める! 臨床医マエストロの技
周産期領域 GQ-5 HDP の予防は? 妊婦健診でみるべきポイントと患者へのアドバイスは?
藤﨑 碧
1
,
横溝 稜
2
,
山村 菜実
2
,
永江 世佳
2
,
武藤 美紀
2
,
高橋 有希子
2
1宮崎大学医学部産婦人科
2茅ヶ崎市立病院産婦人科
pp.1343-1348
発行日 2017年10月31日
Published Date 2017/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000170
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妊娠高血圧症候群は,臨床の現場でしばしば遭遇する。母体のみでなく,胎児予後にもかかわってくるため,慎重な管理が求められる。病因,病態が徐々に解明されてはいるが,いまだ不明な点が多い。根本的な治療は妊娠の終結でしかない。そのため,予防や早期発見が重要であり,患者背景を知りリスク因子を抽出すること,定期的な評価を行うことが求められる。
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