特集 小児診療ガイドラインのダイジェスト解説 & プログレス2025
消化器
34 腸重積症
-小児腸重積症の診療ガイドライン 改訂第2版
平田 倫生
1
1日本女子大学家政学部児童学科
pp.1459-1463
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003686
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
小児腸重積症は乳幼児に発症する急性腹症であり,頻度はそれほど高くはないものの,昔からすべての臨床小児科医,小児外科医の頭を悩ます疾患の代表格である.しかし,迅速かつ的確な診断と治療が子どもの予後を左右することから,この疾患に対する的確なアプローチは非常に重要である.日本小児救急医学会では,2011年に「エビデンスに基づいた小児腸重積症の診療ガイドライン」の初版を発表し,好評のうちに全国の臨床医に広く活用されてきた.そして2022年にさらなる診療の標準化と質の向上を目指して,最新のエビデンスを追加,考慮して,改訂第2版が策定された.本稿では,本ガイドラインの要点をまとめ,実際の臨床での活用法や今後の展望について概説する.

Copyright © 2025, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.

