特集 小児診療ガイドラインのダイジェスト解説 & プログレス2025
呼吸器
10 咳嗽
-小児の咳嗽診療ガイドライン2025
加藤 正也
1
,
吉原 重美
1,2
1獨協医科大学医学部小児科学
2獨協医科大学病院アレルギーセンター
pp.1284-1294
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003662
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日本小児呼吸器学会が「小児の咳嗽診療ガイドライン」の初版を刊行したのは,2014年4月である.この初版では,咳嗽の疫学,病態生理,診断に必要な検査,治療薬に関する情報を盛り込み,実践的な診療の手引きとして使用されてきた.2020年の改訂では,従来の内容を発展的に継承しつつ,とくに治療法に焦点を当てた改訂をした.すなわち,クリニカルクエスチョン(CQ)では,「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準じ,エビデンスレベルに基づく治療の推奨を提示した.そこから5年が経過した今回の改訂では,全内容および従来の8つのCQのアップデート,新たに選定した4つのCQの追加を行い『小児の咳嗽診療ガイドライン2025』1)を発刊した.本稿では,そのガイドラインの要点をまとめ概説する.

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