症例
長時間ホルター心電図で診断できた発作性上室頻拍の小児例
長柄 俊佑
1
,
栃洞 早帆
1
,
反中 絵美
1
,
臼井 新治
1
,
川尻 美和
1
,
藤田 修平
2
,
山岸 篤至
1
1高山赤十字病院小児科
2富山県立中央病院小児科
pp.205-209
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003367
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
動悸を主訴とした場合,診断をするためには心臓疾患,非心臓疾患に分けて鑑別を進め,最初の評価後に一般的に用いられる検査は,24時間ホルター心電図である1).しかし,まれに発生する動悸の評価では,24時間ホルター心電図には限界があり,7日間の心電図記録が可能な長時間心電用データレコーダ(以下「長時間ホルター心電図」)など,さまざまな新しい技術を利用する必要がある.

Copyright © 2025, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.