[連載] 最近の外国業績より
循環器
日本医科大学小児科学教室
pp.99-102
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003339
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背 景 心室中隔欠損症は小児の先天性心疾患のなかで最多であり,治療には従来外科的手術が行われてきたが,近年,とくに傍膜様部型心室中隔欠損症(pmVSD)においては,経カテーテル的閉鎖術(TCC)が広く行われるようになっている.成功率は高く,小児において侵襲が少なく回復も早い一方で,長期的な経過における合併症や後遺症については十分に解明されていない.本研究の目的は,pmVSDのカテーテル閉鎖術後に生じる長期的な合併症に関連したリスク因子を特定することである.
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