特集 小児リハビリテーション――小児科医が知っておきたいこと
4.小児の機能評価
-――WeeFIMとPEDI
里宇 明元
1
1慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
pp.329-337
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002989
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質の高い小児リハビリテーション診療の実践には,標準化尺度による児の機能状態とその変化の客観的把握が重要である.WeeFIMとPEDIは,小児のADL尺度であり,それぞれ計量心理学的特性の検証,標準データの蓄積,各種疾患・障害例への応用,治療効果判定尺度としての活用が行われている.評価結果を児の全体像のなかで適切に位置づけ,チームの共通認識の醸成と具体的なプログラムの立案に活用することが大切である.
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