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感染症における治療方針決定のための画像診断
細川 崇洋
1
,
井上 慶
1
,
羽柴 淳
1
,
佐藤 裕美子
1
,
田波 穣
1
,
小熊 栄二
1
,
谷 柚衣子
2
,
出口 薫太朗
3
,
武井 悠
3
,
古市 美穂子
3
1埼玉県立小児医療センター放射線科
2埼玉県立小児医療センター集中治療科
3埼玉県立小児医療センター感染免疫・アレルギー科
キーワード:
超音波
,
CT
,
MRI
,
画像診断
,
感染症
Keyword:
超音波
,
CT
,
MRI
,
画像診断
,
感染症
pp.841-850
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001814
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小児感染症は,臨床的に診断され治療方針が決定されることが大半であり,画像診断の占める役割はそこまで重要ではなく,また検査者(放射線科医や超音波施行者)は小児感染症治療についての専門的な知識はもち合わせていないのが通常である.外科的介入の必要性は臨床的に判断されることが多いが,臨床的に判断の難しい病変の深達度や,膿瘍の評価など,必要となる場面はある.また,感染部位によって評価する項目も異なってくるため,その症例ごとに主治医と相談することによって,検査者が治療方針決定に役立つ所見を提示できるのではないかと考える.
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