特集 小児診療ガイドラインのダイジェスト解説&プログレス
リウマチ
22.若年性皮膚筋炎
秋岡 親司
1
,
森 雅亮
2
,
小林 一郎
3
1京都府立医科大学大学院医学研究科小児科学
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科寄附講座生涯免疫難病学講座
3KKR札幌医療センター小児・アレルギー・リウマチセンター
キーワード:
若年性皮膚筋炎
,
若年性皮膚筋炎(JDM)診療の手引き2018年版
Keyword:
若年性皮膚筋炎
,
若年性皮膚筋炎(JDM)診療の手引き2018年版
pp.603-609
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001294
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皮膚筋炎(DM)・多発性筋炎(PM)は,自己免疫異常を基盤として生じる炎症性筋疾患である1).18歳未満発症例を若年性皮膚筋炎(JDM)あるいは若年性多発筋炎(JPM)と分類するが,他の炎症性筋疾患を含めて若年性特発性炎症性筋症(JIIM)として包括的にとらえる.有病率は,小児人口10万人あたり1.74人でこの20年間で増減はない.発症のピークは5〜10歳で,女児が7割を占める.
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