[連載] 最近の外国業績より
腎・尿路
日本医科大学小児科学教室
pp.458-461
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001260
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背 景 小児期に尿路感染症(UTI)を繰り返す場合,膀胱尿管逆流症(VUR)やほかの尿路閉塞をきたす腎泌尿器の奇形を認めることが多く,また腎機能障害を起こすため,これらの奇形を早期に発見するために米国小児科学会は生後2〜24か月の初回の有熱性UTI後のRBUSを推奨している.しかし多くの場合,胎児期にスクリーニング検査を受けているため,初回のUTIで新規に見つかる腎泌尿器の奇形は1%未満ともいわれている.初回の有熱性UTI時のRBUSの費用対効果について調査した.
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