目で見る小児科
発熱・右下腹部痛を主訴とした盲腸憩室炎の8歳男児例
堀江 貞志
1
,
清水 宗之
1
,
津幡 眞一
1
1富山赤十字病院小児科
pp.5-6
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001153
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現病歴:第1病日より嘔吐を認め,第2病日に近医小児科を受診した.胃腸炎として処方を受けたが,その後も嘔吐が持続し,さらに第4病日夕より右下腹部痛が出現した.第5病日に同医を再診し,血液検査にて炎症反応軽度上昇を認めたため,ホスホマイシン内服が追加となった.しかしながら,第6病日未明より右下腹部痛が増強し38.1度の発熱も伴ってきたため,休日夜間急患センターより当院救急外来へ紹介となった.
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