特集 小児科医のための新しい画像診断の知識
2.磁化率強調画像法(SWI)
岩崎 博樹
1
1東京都保健医療公社多摩北部医療センター小児科
キーワード:
磁化率強調画像法
,
小児
,
中枢神経
,
微小脳出血
,
けいれん
Keyword:
磁化率強調画像法
,
小児
,
中枢神経
,
微小脳出血
,
けいれん
pp.977-984
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000506
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磁化率強調画像法(susceptibility-weighted imaging:SWI)は従来の2D gradient echo(GRE)法によるT2*強調画像に位相情報を加えて組織の磁化率の差異をより鋭敏に画像的に強調した3D GRE法で撮像されるMR画像であり,脳静脈血(デオキシヘモグロビン),出血(ヘモジデリン等),鉄(フェリチン),石灰化(カルシウム)等を低信号として高精細に描出する.本稿では小児中枢神経領域におけるSWIの有用性について解説する.
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