Japanese
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特集 整形外科領域におけるAIの進歩
AIを用いたCTによる筋骨格・軟部組織評価
Musculoskeletal evaluation from CT images using artificial intelligence
上村 圭亮
1
,
Mazen Soufi
2
,
高尾 正樹
3
,
佐藤 嘉伸
2
,
菅野 伸彦
1
,
大竹 義人
2
Keisuke UEMURA
1
,
Mazen SOUFI
2
,
Masaki TAKAO
3
1大阪大学大学院,運動器医工学治療学
2奈良先端科学技術大学院大学,先端科学技術研究科
3愛媛大学大学院,整形外科学
キーワード:
CT screening
,
Deep learning
,
Sarcopenia
Keyword:
CT screening
,
Deep learning
,
Sarcopenia
pp.1385-1391
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003597
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要旨:CTは年間約3,000万件撮影され,骨や筋肉などの筋骨格情報を含むものの,臨床現場では十分に活用されていないのが現状である。そこでわれわれは,CTに深層学習を応用し,筋肉量と骨密度を自動計測するシステムを開発した。股関節CTを用いて筋肉・骨を整形外科医が手動でラベリングし,Bayesian U-netによる学習モデルを作成,Dice係数0.95と高精度なセグメンテーションを実現した。筋萎縮の術前後の変化解析や,CTからの下肢筋肉量と二重エネルギーX線吸収法(DXA)との相関解析ではr=0.9以上を得た。また,CTから大腿骨近位部および腰椎骨密度を計測し,DXAとの相関はそれぞれr=0.94,r=0.91と極めて良好であった。現在,上半身を含めた筋骨格抽出の領域拡大を進めるとともに,クラウド型計測プラットフォームを開発し,多施設共同研究により有効性を検証中である。

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