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特集 整形外科領域におけるAIの進歩
側弯症領域におけるAI活用の最新動向と今後の展望
Recent advances and future perspectives of artificial intelligence in scoliosis
加藤 修三
1
,
渡辺 航太
1
Shuzo KATO
1
1慶應義塾大学医学部,整形外科学教室
キーワード:
Artificial intelligence(AI)
,
Adolescent idiopathic scoliosis(AIS)
,
Adult spinal deformity(ASD)
Keyword:
Artificial intelligence(AI)
,
Adolescent idiopathic scoliosis(AIS)
,
Adult spinal deformity(ASD)
pp.1379-1384
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003596
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要旨:人工知能(AI)の進歩により,側弯症診療の各領域においてAI技術の応用が急速に広がっている。モアレ画像やスマートフォン画像を用いた非侵襲的なスクリーニング,X線画像を対象としたCobb角や矢状面パラメータの自動計測,進行予測モデルの構築,さらには椎弓根スクリューの自動プランニングや術後予後の予測に至るまで,AIは診断・治療の質と効率の向上に大きく寄与できる可能性をもつ。一部の領域では医師と同等以上の精度を達成しているが,進行予測や合併症予測など,医師にとっても判断が難しい場面では未だ改良の余地があり,さらなる発展が期待される。一方,AI技術を社会実装するには,個人情報保護,医療制度との整合性,倫理面への配慮など多方面での取り組みが不可欠であり,今後の課題となる。

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