Japanese
English
特集 整形外科領域における人工知能(AI)
2Dと3DをつなぐAI
Artificial intelligence connecting 2D and 3D
塩出 亮哉
1
,
宮村 聡
1
,
数井 ありさ
1
,
岩橋 徹
1
,
田中 啓之
1
,
岡 久仁洋
1
Ryoya SHIODE
1
1大阪大学大学院医学系研究科,器官制御外科学(整形外科)
キーワード:
2D-3D reconstruction
,
3D bone
,
X-ray
Keyword:
2D-3D reconstruction
,
3D bone
,
X-ray
pp.1181-1186
発行日 2023年9月1日
Published Date 2023/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002703
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要旨:三次元画像は視覚的,空間的に得られる情報量が多い一方で,CT撮影に伴う患者医療被曝・医療コストなどの課題がある。二次元画像から三次元骨形状が推定可能となれば,これらの課題が解決される。また,別の二次元画像であるX線連続透視画像は時間的情報を含む検査である。三次元画像をX線連続透視画像に加えることで,リアルな三次元骨関節動態が再現可能となる。われわれは二次元画像から三次元情報を推定・再現するために2D-3D registration,2D-3D骨形状再構成という2種類の技術を開発している。AI技術の導入・進歩が,技術を加速度的に発展させ,診療においてより低被曝・低コストに,情報量を増やした検査を可能とし,高度医療へのアクセスが容易になる可能性がある。
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