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特集 ロコモの現状と今後の展望
フレイル・ロコモ対策事業
-―佐世保における「LOCOTOMO」プロジェクトを例として―
Frail and locomo countermeasure projects;“LOCOTOMO” Project in Sasebo as an example
野口 真理子
1
Mariko NOGUCHI
1
1ロコモ チャレンジ!推進協議会事務局,株式会社博報堂テーマビジネスデザイン局
キーワード:
Public relations
,
Collaboration
,
MaaS
Keyword:
Public relations
,
Collaboration
,
MaaS
pp.833-837
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002615
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要旨:12年以上ロコモ啓発を行ってきたが,認知度向上においては,まだまだ道半ばの状況である。2022年より,ロコモ対策啓発をより広めていくために,協議会単体のみならず,ともにロコモ啓発に取り組んでいただける外部組織との協働を強めるため,協議会では「フレイル・ロコモ対策事業」として外部組織との連携・協働を行うこととし,その糸口として佐世保市をフィールドとしたプロジェクト「LOCOTOMO(ロコトモ)」プロジェクトを実施した。「旅」を軸として,佐世保市内のタクシー事業者,地域活性団体と連携し,旅行者のみならずタクシードライバーおよび佐世保市役所,佐世保市内メディアへのロコモ情報提供を行うこととなり,ロコモ啓発の新たな道筋を確かめるものとなった。今後も様々なアプローチで他外部組織との連携強化を行い,ロコモ啓発を発展させ,国民における認知拡大,また,ロコモ予防の社会実装に努める予定である。
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