整形外科手術 名人のknow-how
ナビゲーションを用いた骨・軟部腫瘍切除(CATS)
船内 雄生
1
,
阿江 啓介
2
Yuki FUNAUCHI
1
,
Keisuke AE
2
1東京医科歯科大学,整形外科
2がん研有明病院,整形外科
pp.232-235
発行日 2023年3月1日
Published Date 2023/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002473
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
近年科学技術の進歩は目覚ましく,これを各種手術の支援に用いる取り組みもこれまで多数行われてきた。なかでも腫瘍領域におけるこの取り組みは,computer assisted tumor surgery(CATS)とも称され,様々な方法で臨床応用されている。CATSには ① イメージナビゲーション手術(画像情報支援システム),② ロボット手術(ロボットアーム付きコンソールを用いた手術),③ カッティングデバイスや3Dモデルやカスタムメイドインプラントを使用するPSI(patient specific instruments)手術など,様々な方法が含まれている。本稿ではこの中でも,特に整形外科腫瘍領域で用いられることの多い,① のいわゆるナビゲーション(以下,ナビ)手術について紹介する。
Copyright © 2023, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.