特集 宇宙医学から学ぶロコモ予防
扉
志波 直人
pp.698-698
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000894
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加齢とともに筋肉や骨は内臓諸臓器と同様に機能が低下する。ロコモティブシンドロームにより,運動器である筋肉や骨はおおよそ1年間に1%萎縮する。ベッド上安静などの活動性の低下,ベッドレストの免荷などにより筋骨格系に起こる廃用性萎縮は,部位や報告により差はあるものの,その程度は加齢による変化よりも著しく大きく,筋は1~2日で1%,骨は1カ月で1%程度萎縮するとの報告がみられる。
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