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特集 脊椎脊髄外科の最近の進歩
Ⅱ.各種疾患に対する治療法・モダリティ
低侵襲手術
経皮的内視鏡下椎間板摘出術(PED)と経皮的内視鏡下椎弓切除術(PEL)
Percutaneous endoscopic discectomy(PED)and percutaneous endoscopic laminectomy(PEL)
大森 一生
1
,
小野 孝一郎
1
,
堀 岳史
1
Kazuo OMORI
1
1日本鋼管病院,脊椎外科センター
キーワード:
Full-endoscopic surgery
,
Discectomy
,
Laminectomy
Keyword:
Full-endoscopic surgery
,
Discectomy
,
Laminectomy
pp.661-669
発行日 2019年4月30日
Published Date 2019/4/30
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000884
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要旨:経皮的内視鏡下椎間板摘出術(PED)と経皮的内視鏡下椎弓切除術(PEL)は発展途中の最小侵襲脊椎手術であり,本邦においても急速にその手術件数が増加傾向にある。椎間板ヘルニア,一部の狭窄症はPED/PELで治療可能であり,本法は頚椎椎間孔拡大術にも応用されている。しかしながら,特殊な手術器具を必要とし,真の意味での内視鏡下手術であるがゆえにラーニングカーブは厳しく,合併症を生じることもある。本手術の定型的な手術手技は示されておらず,適切な術前準備,手術適応,ドレーン留置法を含む手術手技,術後管理を熟知することによりPED/PELを安全に導入することが可能である。
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