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イラストレイテッド・サージェリー 手術編Ⅱ-76
経皮的内視鏡下椎間板摘出術(PELD)
Percutaneous Endoscopic Lumbar Discectomy(PELD)
尾原 裕康
1
,
水野 順一
1
,
松岡 秀典
1
,
服部 夏樹
1
Yukoh OHARA
1
,
Junichi MIZUNO
1
,
Hidenori MATSUOKA
1
,
Natsuki HATTORI
1
1新百合ケ丘総合病院脊椎脊髄末梢神経外科
1Surgical Department of Spine and Spinal Cord, Shin-yurigaoka General Hospital
pp.7-11
発行日 2015年1月25日
Published Date 2015/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002200002
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適応疾患
経皮的内視鏡下椎間板摘出術(PELD)は,8mmの専用内視鏡を用いて生理食塩水灌流下に腰椎椎間板ヘルニア摘出術を行うことができる,きわめて低侵襲な術式である.直接ヘルニア部分に到達することで,back muscleを含め脊柱構造のダメージを最小限に抑えることができる.局所麻酔下に施行可能であり,日帰り手術も行われるなど現代社会に適合した手術法であり,諸家の報告では顕微鏡下手術と同等の成績であるとされている.
PELDのapproachの名称は諸家により若干異なるが,ここではposterolateral approach,transforaminal approach,interlaminar approachの3つのapproachについて述べる(図1).
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