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特集 足関節の鏡視下手術
足関節インピンジメント症候群に対する鏡視下手術
Arthroscopic debridement for ankle impingement syndrome
神崎 至幸
1
,
黒田 良祐
1
Noriyuki KANZAKI
1
1神戸大学大学院,整形外科
キーワード:
Arthroscope
,
Debridement
,
Ankle impingement syndrome
Keyword:
Arthroscope
,
Debridement
,
Ankle impingement syndrome
pp.341-347
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000827
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要旨:足関節インピンジメント症候群は大きく分けて前方(anterior ankle impingement syndrome;AAIS)と後方(posterior ankle impingement syndrome;PAIS)の2つに大別される。ともにアスリートやスポーツ愛好家によくみられ,パフォーマンスの低下の原因となる。手術に際しては,近年の手術機器の発達によりAAIS,PAISともに鏡視下に行われるようになってきた。鏡視下手術は直視下手術に比べて低侵襲であり,スポーツ復帰までの期間の短縮を図ることもできる。以上の点からも,AAIS,PAISに対する手術は鏡視下手術が主流となっており,今後ますますその傾向が進んでいくことが予想される。
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