特集 コンピュータ支援手術の現状と課題
扉
菅野 伸彦
pp.1140-1140
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000594
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1990年代後半から臨床的に実用化されてきたナビゲーションやロボティクスをはじめとするコンピュータ技術を活用したコンピュータ支援整形外科(CAOS)システムは,コンピュータ機器やソフトの進歩で,計測や動作速度および精度が向上してきている。CAOSは術前診断,手術計画,手術シミュレーション,術中支援,術後評価などの様々な局面で臨床に役立つ技術で,手術計画の最適化,手術のばらつきの減少などをもたらし,結果として術後機能向上,合併症の低減,医療被曝の低減につながっている。
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