特集 非典型症例と類似疾患を知ってCommon Diseaseを極める
3 腹部
⑱ 女性生殖器▶子宮
竹内 麻由美
1
,
原田 雅史
1
,
松崎 健司
1,2
Mayumi Takeuchi
1
1徳島大学医学部 放射線科
2徳島文理大学保健福祉学部 診療放射線学科
1Department of Radiology Faculty of Medicine, Tokushima University
キーワード:
子宮筋腫
,
子宮腺筋症
,
MRI
Keyword:
子宮筋腫
,
子宮腺筋症
,
MRI
pp.1279-1294
発行日 2023年12月5日
Published Date 2023/12/5
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000002550
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子宮に発生するcommon diseaseとして,子宮筋腫と子宮腺筋症が挙げられる。いずれも日常的に遭遇する良性疾患であり,典型例の画像診断は容易であるが,内分泌環境や様々な変性による修飾,変異型の存在などにより多彩な画像所見を呈して診断に苦慮することがある。一方で様々な良性・悪性疾患が子宮筋腫や腺筋症に類似する画像を呈することもある。本稿では,子宮筋腫および腺筋症のMRI所見を中心に,典型例,非典型例および画像上鑑別が問題となる類似疾患の画像診断について概説する。
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