手術手技
ロボット支援左側大腸癌手術における外側アプローチの有用性と手技の要点
藤井 善章
1
,
高橋 広城
2
,
山川 雄士
2
,
廣川 高久
1
,
宮井 博隆
1
,
瀧口 修司
2
1刈谷豊田総合病院消化器外科
2名古屋市立大学消化器外科学
キーワード:
ロボット支援手術
,
外側アプローチ
,
大腸癌
Keyword:
ロボット支援手術
,
外側アプローチ
,
大腸癌
pp.1487-1493
発行日 2026年9月15日
Published Date 2026/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000005175
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近年,左側大腸癌に対する低侵襲手術は標準的治療として定着しており,内側アプローチによる腸間膜授動および中枢血管結紮(central vascular ligation;CVL)が一般的に行われてきた。わが国では2022年の保険収載以降,ロボット支援結腸切除術が急速に普及している。ロボット支援手術では,3D高精細画像や多関節機能により,従来の腹腔鏡手術における操作制限を補完し,より直感的で精密な手術操作が可能となる。外側アプローチは,開腹手術で広く用いられてきた基本的な手技であり,外側から広い術野を展開しながら,直感的に腸間膜授動を進めることができる。このような操作は,安定した術野展開と多関節鉗子による剥離操作を得意とするロボット支援手術と親和性が高く,ロボット支援手術時代に再評価されるべき手技と考えられる。

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