手術手技
局所進行下部直腸癌に対するRobot-Assisted Bladder Preserved-TPE―Stomaless-TPEに向けて
真崎 純一
1
,
永川 裕一
1
1東京医科大学消化器・小児外科学分野
キーワード:
骨盤内臓全摘術
,
ロボット支援手術
,
直腸癌
Keyword:
骨盤内臓全摘術
,
ロボット支援手術
,
直腸癌
pp.1343-1348
発行日 2026年8月15日
Published Date 2026/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000005133
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直腸癌手術においてCRM(circumferential resection margin)陰性の達成は,局所制御さらには遠隔転移にも影響を及ぼし,長期成績における重要な予後予測因子の1つである。とくに局所進行例においては,腫瘍の隣接臓器浸潤により外科的難度が著しく上昇し,根治切除のためには多臓器合併切除が必要となる。骨盤内臓全摘術(total pelvic exenteration;TPE)はこのような症例に対する標準術式として確立されているが,永久的尿路変更およびダブルストーマを伴うことが多く,術後QOL(quality of life)の低下や社会的負担の増大が問題となる。近年は長期生存例の増加に伴い,機能温存の重要性がより強く認識されている。

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