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特集 進行直腸癌のベストプラクティス
I. 総論
2．局所進行直腸癌の治療方針
Treatment strategy for locally advanced rectal cancer
石原 聡一郎
1
S. Ishihara
1
1東京大学腫瘍外科
キーワード：
直腸癌
,
直腸間膜全切除
,
側方リンパ節郭清
,
術前化学放射線療法
Keyword:
直腸癌
,
直腸間膜全切除
,
側方リンパ節郭清
,
術前化学放射線療法
pp.703-708
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_703
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局所進行直腸癌に対する外科治療の原則は，マージンを確保した切除と系統的リンパ節郭清である．Total mesorectal excision（TME）によるcircumferential resection margin（CRM）確保が困難な場合には術前化学放射線療法（CRT）を考慮，他臓器浸潤に対しては合併切除を考慮する．15～20％の症例に転移が認められることから側方リンパ節の郭清が推奨されている．
© Nankodo Co., Ltd., 2020
