手術手技
早期胆嚢癌に対するセンハンス・デジタル ラパロスコピー・システム補助下拡大胆嚢摘出術の導入
渡辺 雄一郎
1
,
合川 公康
1
,
高瀬 健一郎
1
,
岡本 光順
1
,
平能 康充
1
,
小山 勇
1
1埼玉医科大学国際医療センター消化器外科
キーワード:
腹腔鏡下拡大胆嚢摘出術
,
ロボット手術
,
センハンス・デジタル ラパロスコピー・システム
Keyword:
腹腔鏡下拡大胆嚢摘出術
,
ロボット手術
,
センハンス・デジタル ラパロスコピー・システム
pp.257-262
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004837
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センハンス・デジタル ラパロスコピー・システム(Senhance Digital Laparoscopy System;SDLS)は,米国のトランスエンテリックス(現在のASENSUS SURGICAL)が2018年に販売を開始した内視鏡外科手術ロボットである(図1a)。SDLSは眼球動作でカメラ操作が行え,鉗子に触覚があり,ハンドル操作が腹腔鏡手術とほぼ同様の操作性という利点がある。これに加えて,拡大立体的視野や鉗子の安定性というロボットシステムに特徴的な機能を備えており(図1b,c),奥行きの認識が必要な肝胆膵外科手術に有用と思われる。わが国では2019年7月に腹腔鏡手術のデバイスとして認可され,ほぼ全領域の腹腔鏡手術において保険診療下での施行が可能である。当院では2021年にSDLSを肝切除に導入し,通常の腹腔鏡下肝切除と同様の安全性を確認している。

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