手術手技
非開放式端々吻合(non-opened clean end-to-end anastomosis method;NoCEAM)を用いた幽門保存胃切除
三ツ井 崇司
1
1獨協医科大学埼玉医療センター外科
キーワード:
幽門保存胃切除
,
機能温存
,
ロボット支援胃切除
Keyword:
幽門保存胃切除
,
機能温存
,
ロボット支援胃切除
pp.249-255
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004836
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『胃癌治療ガイドライン 医師用2025年3月改訂(第7版)』1)において,幽門保存胃切除(pylorus-preserving gastrectomy;PPG)は幽門側胃切除(distal gastrectomy;DG)に比較して,下痢・ダンピング症状が軽度,術後栄養状態が良好,体重減少の抑制,胆石発生が少ないというメリットが示されている一方で,唯一のデメリットとして蠕動不良が6~8%発症するため,「期待できる益がこれを確実に上回るものであるという証明がなされていない」と述べられている(図1)。実際に,メリットとデメリットが拮抗していると考える外科医も多いのが現状であろう。

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