手術症例報告
腹腔鏡下メッシュ留置術で修復した恥骨上腹壁瘢痕ヘルニアの1例
峯 由華
1
,
小川 伸一郎
1
,
宮﨑 健介
1
,
森内 博紀
1
,
円城寺 昭人
1
1国立病院機構 佐賀病院外科
キーワード:
IPOM plus
,
恥骨上ヘルニア
,
腹壁瘢痕ヘルニア
Keyword:
IPOM plus
,
恥骨上ヘルニア
,
腹壁瘢痕ヘルニア
pp.115-121
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004237
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腹壁瘢痕ヘルニアは腹部手術の合併症の1つで,開腹手術の2~20%に発生する1)。修復法はその大きさ,部位,患者の状態などによって多様であり,決まったものは存在しない。なかでも恥骨上ヘルニアに対する手術は,腹直筋後鞘の欠損,神経血管構造や膀胱など重要臓器が近く,恥骨側でのメッシュ固定が難しいために再発リスクが高いといわれている2)。
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