手術手技
腹腔鏡下結腸切除術における体腔内デルタ吻合─支持糸を用いる手技の定型化
中田 健
1
,
吉田 将真
1
,
谷田 司
1
,
杢谷 友香子
1
,
上田 正射
1
,
山田 晃正
1
1市立東大阪医療センター消化器外科
キーワード:
体腔内吻合
,
デルタ吻合
,
腹腔鏡下結腸切除術
Keyword:
体腔内吻合
,
デルタ吻合
,
腹腔鏡下結腸切除術
pp.1415-1422
発行日 2023年8月15日
Published Date 2023/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003473
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腹腔鏡下結腸切除術における小腸-結腸吻合および結腸-結腸吻合の際,われわれは体腔内デルタ吻合を第一選択としている。腸管内容物の漏出を防ぎ,術後の感染や播種を起こさない手技の確立が必要である。2本の支持糸を体外から牽引して効果的に利用することで,手技を定型化・単純化し,安全・確実な吻合を短時間に効率よく行う工夫を紹介する。
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