特集 後腹膜アプローチを活用した消化器内視鏡外科手術
Ⅱ.手術手技 1)後腹膜鏡を併用した腹腔鏡下肝切除術
広瀬 俊太郎
1
,
伴 大輔
1
,
水井 崇浩
1
,
高本 健史
1
,
奈良 聡
1
,
松井 喜之
2
,
江﨑 稔
1
1国立がん研究センター中央病院肝胆膵外科
2国立がん研究センター中央病院泌尿器・後腹膜腫瘍科
キーワード:
後腹膜鏡
,
腹腔鏡下肝切除
,
laparoscopic liver resection
Keyword:
後腹膜鏡
,
腹腔鏡下肝切除
,
laparoscopic liver resection
pp.907-912
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003895
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肝胆膵外科領域において,1990年初頭に良性疾患に対する腹腔鏡下での肝部分切除術が導入され1),その後,保険収載により腹腔鏡肝切除術が拡大適応された2, 3)。手術難度の客観的な評価を用いて4),多施設にて高難度肝切除が導入され,腹腔鏡下肝切除術の安全性,実用性が多く報告されている5, 6)。
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