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特集 肝胆膵外科の臨床研究 update 2019
9.腹腔鏡下肝切除の至適適応とは
-―Difficulty scoreの構築とその検証
The clinical indication of laparoscopic liver resection, focusing on Difficulty scoring system
伴 大輔
1
,
小倉 俊郎
1
,
小川 康介
1
,
小野 宏晃
1
,
工藤 篤
1
,
田邉 稔
1
D. Ban
1
,
T. Ogura
1
,
K. Ogawa
1
,
H. Ono
1
,
A. Kudo
1
,
M. Tanabe
1
1東京医科歯科大学肝胆膵外科
キーワード:
腹腔鏡下肝切除
,
難易度
,
Difficulty scoring system
Keyword:
腹腔鏡下肝切除
,
難易度
,
Difficulty scoring system
pp.660-664
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_660
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腹腔鏡下肝切除の至適適応を考えるとき,①腫瘍学的な適応,②肝切除として腹腔鏡手術に向いているかどうかという適応,③術者・手術チームの技量に相応した適応などの視点がある.腹腔鏡下肝切除の適応は,まず腹腔鏡下肝切除を行うべきかどうかの判断を総合的に行う必要がある.そのうえで,Difficulty scoring systemなどで難易度を客観的に評価して,導入に際しては自制的に,教育目的の症例選択として用いられることが望ましい.
© Nankodo Co., Ltd., 2019