特集 AI支援下消化器外科手術の現状と展望
内視鏡外科手術におけるAIを用いた手術器具自動認識システムの利用
島田 淳司
1
,
山崎 悠太
2
,
金治 新悟
1
,
掛地 吉弘
1
1神戸大学大学院医学研究科外科学講座食道胃腸外科学分野
2北播磨総合医療センター外科
キーワード:
手術器具の自動認識
,
人工知能
,
腹腔鏡手術
Keyword:
手術器具の自動認識
,
人工知能
,
腹腔鏡手術
pp.769-775
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003854
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消化器外科領域においては,腹腔鏡や胸腔鏡を用いた低侵襲手術がさまざまな疾患に対して行われている。それに伴い,日々膨大な量の手術動画が記録され蓄積されている。手術動画は単なる記録だけではなく,執刀医のトレーニングや外科医の育成において非常に重要な教材となることが考えられる。しかし,手術を行うたびに増えていく大量の手術動画を見直し,活用するためには相当な時間と労力が必要となるため,手術動画を自動解析するシステムの構築が望まれている。
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