特集 AI支援下消化器外科手術の現状と展望
AIを用いた解剖学的ランドマークの画像セグメンテーション
晃野 秀梧
1
,
中村 達郎
1
,
中尾 英一郎
1
,
倉橋 康典
1
,
石田 善敬
1
,
篠原 尚
1
1兵庫医科大学病院上部消化管外科
キーワード:
人工知能
,
解剖学的ランドマーク
,
セグメンテーション
Keyword:
人工知能
,
解剖学的ランドマーク
,
セグメンテーション
pp.763-768
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003853
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近年,AI(artificial intelligence)はわれわれの生活を補助するものとしてますます身近となり,人間の知識や技術を学習し,人間の作業を補助できるところまできた。医療現場でもAIを用いた医療機器が多く利用されている。AIは画像認識を得意とし,放射線画像診断や内視鏡画像診断の領域では高い診断精度が報告されている1)。外科領域においてもAIは大きな可能性を秘めており,AI技術は外科医個人の経験値・能力値に左右されやすい解剖構造認識能力を補い,外科医の手術補助ナビゲーションとなる可能性がある。
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