総特集 血管外科疾患の治療と手術手技─消化器・一般外科医が知りたい他科の技と工夫
おわりに
石原 聡一郎
1
1東京大学腫瘍外科・血管外科
キーワード:
血管外科
,
消化器外科
,
一般外科
Keyword:
血管外科
,
消化器外科
,
一般外科
pp.1965-1966
発行日 2023年12月15日
Published Date 2023/12/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003638
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本雑誌の読者は主として消化器外科医あるいは一般外科医ですが,消化器・一般外科領域における手術においても「血管」に関する知識,手術の対象となる臓器を支配する血管の解剖や,それらを切離あるいは温存する手技は必要不可欠であることはいうまでもありません。とくに消化器癌の手術におけるリンパ節郭清は血管に沿って行われ,どの血管を切離して,どの血管を温存するかを取捨選択しながら行うことから,「血管」が中心となる手技といっても過言ではありません。また,最近は画像診断の進歩により,CT画像の3D再構築など,術前に手術に関わる血管の情報をより詳細に知ることができるようになり,「血管」への注目度はますます高まっているといえます。
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