特集 健診は住民1人1人のものになっているか
健診と住民の組織活動をめぐって
おわりに
久常 節子
pp.386
発行日 1986年5月10日
Published Date 1986/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207161
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2つの実践事例を柱として集会は展開された。前者の事例展開は誌面の都合で大幅に省略したが,「健診の準備の話し合い」と「結果の読みとり」に多くの時間が使われ,参加者は体験学習をした。後者の事例からは,会の進め方が非常に具体的に話し合われ,最後に活動の継続とは「何が継続していくことか」がはっきりした。
折しも老人健診の実施に伴い,従来の住民検診の多くがそうであったように血圧と尿という検診内容から血液検査が加わり,みえなかったものが数値としてみえてきはじめている。
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