特集 閉塞性大腸癌の治療戦略と手術
5.閉塞性大腸癌に対する根治切除 2)二期的手術の立場から
橋口 陽二郎
1
,
金子 健介
2
,
島田 竜
2
,
端山 軍
2
,
野澤 慶次郎
2
,
松田 圭二
2
1大森赤十字病院外科
2帝京大学医学部外科学講座
キーワード:
oncological emergency
,
colorectal cancer
,
bridge to surgery
Keyword:
oncological emergency
,
colorectal cancer
,
bridge to surgery
pp.573-577
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003279
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閉塞性大腸癌は原発性悪性腫瘍を原因とする急性腹症のなかで最も頻度が高く,日常診療においても遭遇することの多い疾患である。患者の状態によって一期的に治療されることもあれば二期的に治療されることもある。重要なのは患者の状態,その施設でどのようなストラテジーが可能であるかと,適応の判断基準である。
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