総特集 消化器・一般外科領域の手術教育を考える
Ⅰ.総論 6)FUSE(Fundamental Use of Surgical Energy)プログラムを活用したエネルギーデバイス教育
西原 佑一
1
,
渡邊 祐介
2
,
本間 崇浩
3
,
吉敷 智和
4
,
磯部 陽
5
1国立病院機構 東京医療センター外科
2北海道大学大学院医学研究院消化器外科学教室Ⅱ
3富山大学医学部呼吸循環総合外科
4杏林大学下部消化管外科
5国際医療福祉大学臨床医学研究センター/順和会 山王病院消化器センター
キーワード:
FUSEプログラム
,
電気メス
,
医療安全
Keyword:
FUSEプログラム
,
電気メス
,
医療安全
pp.35-41
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002016
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われわれが普段行う外科手術は先人たちの手術手技に対する創意工夫に加え,高周波手術装置(電気メス)や超音波凝固切開装置に代表されるエネルギーデバイスの発展に支えられ,術式のみならずわれわれの手術手技そのものにも革新をもたらした1)。とくに内視鏡外科手術においてはその革新が顕著である。いまやエネルギーデバイスの使用方法も「手術手技」の1つになったと言っても過言ではない。
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