特集 消化器・一般外科における手術教育の進化と手術手技の継承
Ⅰ 消化器・一般外科における手術教育の進化 11 FUSE理論に基づくエネルギーデバイス教育
真崎 純一
1
,
笠原 健大
1
,
筋野 博喜
1
,
福島 元太郎
1
,
田子 友哉
1
,
永川 裕一
1
1東京医科大学消化器・小児外科学分野
キーワード:
エネルギーデバイス
,
FUSE理論
,
教育
Keyword:
エネルギーデバイス
,
FUSE理論
,
教育
pp.469-475
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004354
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消化器外科手術の歴史は開腹手術から始まり,現在では腹腔鏡手術,さらにはロボット支援手術まで発展を遂げている。そのなかで,メスやCooperなどの非エネルギーデバイスを使っていた時代から,手術や術式の進化に伴ってさまざまなエネルギーデバイスが開発され,現在もその開発が続いている。とくに,腹腔鏡手術やロボット支援手術などの低侵襲手術(minimally invasive surgery;MIS)においては,ポートや自動縫合器などとともに,エネルギーデバイスを有効に使いこなすことが非常に重要である。

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