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特集 消化器外科における各種デバイスの使い方とピットフォール
II. 各論
1. 上部消化管
1）胸腔鏡下食道切除におけるエネルギーデバイスの使い方とピットフォール―ロボット手術における操作の概要
Proper use and pitfalls of energy devices in thracoscopic esophagectomy：overview of surgical maneuvers in robotic surgery
藤田 武郎
1
,
藤原 直人
1
,
佐藤 和磨
1
,
梶山 大介
1
,
滋野 高史
1
,
大幸 宏幸
2
T. Fujita
1
,
N. Fujiwara
1
,
K. Sato
1
,
D. Kajiyama
1
,
T. Shigeno
1
,
H. Daiko
2
1国立がん研究センター東病院食道外科
2国立がん研究センター中央病院食道外科
キーワード：
ロボット支援食道手術
,
電気メス
,
モノポーラシザース
Keyword:
ロボット支援食道手術
,
電気メス
,
モノポーラシザース
pp.329-337
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_329
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電気メスでの操作の基本は，開胸・胸腔鏡・ロボットにかかわらず，適切なトラクションを維持することで成り立つ．特に食道切除術は適切な位置での「膜の切開」と「層の剝離」の連続で成り立つ操作のため，適切な電気メスの操作が重要である．近年普及の著しいロボット支援食道手術ではいくつかの基本操作があり，これらを適切に組み合わせることでロボットの利点を最大限に生かすことできると考える．
© Nankodo Co., Ltd., 2023
