手術症例報告
確定診断目的に腹腔鏡下脾部分切除を行った脾原発悪性リンパ腫の1例
久留宮 康浩
1
,
世古口 英
1
,
菅原 元
1
,
井上 昌也
1
,
加藤 健宏
1
,
鳥居 直矢
1
1JA愛知厚生連豊田厚生病院外科
キーワード:
腹腔鏡手術
,
脾部分切除
,
悪性リンパ腫
Keyword:
腹腔鏡手術
,
脾部分切除
,
悪性リンパ腫
pp.1929-1933
発行日 2020年12月15日
Published Date 2020/12/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001987
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腹腔鏡下脾部分切除は小児外科領域で主に報告されているが1,2),成人における本邦報告はこれまで6例のみである3-8)。今回われわれは診断の困難な脾腫を有する18歳の若年女性に対し,腹腔鏡下脾部分切除術を行い脾原発悪性リンパ腫の確定診断を得た。脾原発悪性リンパ腫に対して腹腔鏡下脾部分切除術を行って診断に至った報告例はなく,貴重な症例と考え報告する。
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